三国山 (標高1636) 登山時間3時間10分  難易度★★☆☆☆  危険度★☆☆☆☆
新潟県と群馬県の県境である三国峠の東に位置する三国山は、展望と花と歴史の山。草原が広がる山頂部一帯からは谷川連峰を一望でき、夏季には一面を黄金色に染めるニッコウキスゲの群落が登山者の目を楽しませてくれる。また三国峠は、昔、越後と上州を結ぶ三国街道の要所であり、今でも往時の街道の面影をしのぶことができる。峠には上野赤城、信濃諏訪、越後弥彦の三明神をまつった三国権現がある。この峠道の下を抜ける三国トンネル入口にある駐車場から登れば山頂まで約1時間30分と、日帰り登山には最適なコース。山頂から北の平標山へと縦走することもできる。また、三国峠から南東へ、永井宿へいたる旧街道をたどる三国路自然歩道を下るのもおすすめ。峠から永井宿までは約2時間30分の行程。
春から夏にかけて三国権現から三国山頂の間はウラジロヨウラクやイワハゼなどさまざまな花が登山道を彩る。圧巻は夏、広いお花畑一面に咲くニッコウキスゲの大群落。

三国権現(御阪三社神社)
三国峠に上野赤城神社、信濃諏訪明神、越後弥彦明神を祀って、上野、信濃、越後の国境とした。三国権現と改められたのは上杉謙信の仏教信仰から来たものという。
明治初年の廃仏棄釈で御阪三社神社と呼ばれるようになった。

         
     ニッコウキスゲ


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